6月7日、園庭できれいな緑色の幼虫を見つけました。図鑑で調べるとアゲハ蝶の幼虫でした。飼育ケースの中の環境を整え、「あおぷりんちゃん」と名前を付け、大切に育てました。すぐに蛹になり、緑色だったのが、少しずつ黒に変化してきました。「もうすぐかな?」と蛹とにらめっこです。飼育しはじめて2週間後、ゆっくりゆっくり皮を脱ぎ始めました。「がんばれー!」子どもたちの応援を力に蝶が無事に誕生しました。「やったー!」とガッツポーズと拍手が沸き起こりました。その日の夕方に、外の世界へ飛び立っていった「あおぷりんちゃん」 子どもたちは愛情を持って育てていたので寂しそうでした。すると2日後、「帰ってきた!」園庭に「あおぷりんちゃん」が恩返しをするかの様に大きな羽を広げ、子どもたちの前を飛んでくれました。命の誕生の瞬間を見た事、また1つ子どもたちの記憶に残ることでしょう。